年金の学生納付特例申請はいつからすべき?
20歳になると「国民年金」を払う義務が発生します。
筆者も他人事ではなく、20歳を遠に越しているので「義務」が課されているんですよ。
- 大学生
- 専門学校生
筆者も他人事ではなく、20歳を遠に越しているので「義務」が課されているんですよ。
でもあるじ様。そんなにアルバイトで稼げてないよね?
どうやって義務を果たしているの?
どうやって義務を果たしているの?
いえ、厳密に言うと「義務」を果たしてはいません。
学生の場合、「国民年金」の支払い"義務"の履行を後回し、つまり猶予して貰っています。
そうです。
ただし、「学生納付特例申請」を期限内に提出しないと認めて貰えないので注意しましょう。
本記事では、その「学生納付特例」の
学生の場合、「国民年金」の支払い"義務"の履行を後回し、つまり猶予して貰っています。
「学生納付特例」だね!
ただし、「学生納付特例申請」を期限内に提出しないと認めて貰えないので注意しましょう。
本記事では、その「学生納付特例」の
- 申請方法
- 申請期限
- 認められる条件
学生納付特例の申請方法
学生納付特例は「申請」を行わないと、年金の支払いの"猶予"が認められません。
そのため、必ず申請しなければなりません。
申請方法には、以下の方法があります。
そのため、必ず申請しなければなりません。
どうやって申請したら良いの?
- 郵送
- 直接持っていく
- 学校(条件有)に委託する
国民年金保険料の学生納付特例制度|日本年金機構
日本年金機構ホームページ
学生納付特例の申請に必要な書類
申請に必要な書類は?
結構面倒くさそうなイメージ・・。
結構面倒くさそうなイメージ・・。
大きく分けると、
- 学生納付特例申請書
- 在籍情報(入学年度も含む)がわかる物(学生証や在学証明書など)
- 本人確認書類
思ってたより楽だった(笑)。
- 基礎年金番号を利用する場合
- マイナンバーを利用する場合
基礎年金番号を利用して学生納付特例を申請する場合
基礎年金番号を利用して学生納付特例を申請する場合は、「学生納付特例申請書」に「基礎年金番号」を記入する必要があります。
その他に、
その他に、
- 在学期間がわかる"学生証"のコピーor"在学証明書の原本"
- "年金手帳"の氏名記載ページのコピーor"基礎年金番号通知書"のコピー
はじめて申請する場合は、
それから「基礎年金番号」もわかんないんだけど。
- 年金手帳
- 基礎年金番号通知書
それから「基礎年金番号」もわかんないんだけど。
20歳になったばかりで初めて申請する場合
20歳の誕生日月に
当然、その段階では「基礎年金番号」も無いのは当たり前です。
なので、「学生納付特例申請書」に"基礎年金番号"記載欄がありますが、記載する必要は一切ありません。
「マイナンバー」も使用する必要ありません。
ただし、加入手続きの書類提出は必須です。
加入手続き完了後に
- 基礎年金番号通知書
- 年金手帳
当然、その段階では「基礎年金番号」も無いのは当たり前です。
なので、「学生納付特例申請書」に"基礎年金番号"記載欄がありますが、記載する必要は一切ありません。
マイナンバーで申請しなくちゃいけないってこと?
ただし、加入手続きの書類提出は必須です。
加入手続き完了後に
- 基礎年金番号通知書
- 年金手帳
20歳になったら、どのような手続きが必要ですか|日本年金機構
「国民年金加入のお知らせ」に同封している納付書で保険料を納めてください。(ご自身の生年月日の前日が含まれる月の分からの保険料。) 保険料は金融機関のほか、コンビニエンスストアでの納付、電子納付もできます。また、口座振替やクレジット納付も可能です。(詳しくは、 お近くの年金事務所にお問い合わせください。)
マイナンバーを利用して学生納付特例を申請する場合
「基礎年金番号」ではなく、「マイナンバー」を利用することも可能です。
正直言って、めちゃくちゃ面倒です。
- 在学期間がわかる"学生証"のコピーor"在学証明書"の原本
- マイナンバーカード
- 本人確認書類
正直言って、めちゃくちゃ面倒です。
- 窓口
- 郵送
基礎年金番号で申請した方が楽そうね・・・。
郵送する場合
マイナンバーの利用して申請する場合で、郵送して申請する場合。
- マイナンバーカード
-
- 通知カードor個人番号が記載されている住民票の写し
- 運転免許証orパスポートor学生証と健康被保険者証
複雑すぎるし、コピー多くて面倒い!
窓口で申請する場合
窓口の場合は、"郵送"よりコピー作業が減る分、幾分かマシになりますが、
それでも、
それでも、
- マイナンバーカード
-
- 通知カードor個人番号が記載されている住民票の写し
- 運転免許証orパスポートor学生証と健康被保険者証
マイナンバーを利用しての"学生納付特例申請"って大変だね。
窓口であっても、郵送であっても
窓口であっても、郵送であっても
- コピー作業の手間
- 足を運ぶ手間
学生納付特例申請書(PDF)
学生納付特例申請書はいつからいつまでに提出すれば良い?もし過ぎたら?
学生には支払いを猶予される学生納付特例という特例があります。
ただし、年度ごとに申請をして審査に合格しなければ特例を受けることができません。
学生納付特例に申請せず、猶予されなかったりするとその分「未納」扱いとなり、将来受け取る年金の金額が減少します。
なので、そうはならないように、"必ず"、学生納付特例申請をしましょう。
ただし、年度ごとに申請をして審査に合格しなければ特例を受けることができません。
学生納付特例に申請せず、猶予されなかったりするとその分「未納」扱いとなり、将来受け取る年金の金額が減少します。
学生納付特例申請を出さないで、支払いを滞納すれば「未納」。
そして、受給金額が減っちゃう。
怖いね。
そして、受給金額が減っちゃう。
怖いね。
ところで、いつから申請できて、いつまで遅れても大丈夫なの?
学生納付特例申請は毎年4月から申請受付開始
学生納付特例は、毎年4月から翌年3月までが有効です。- 20歳になる年度は、誕生日月
- 21歳以降は毎年4月1日から受付開始
20歳になる年の学生納付特例申請開始時期
ただし、注意点があります。
20歳になる年度は、その 誕生日月 にその年度の申請受付開始となります。
なので、例えば2月に20歳になる場合は
20歳になる年度は、その 誕生日月 にその年度の申請受付開始となります。
なので、例えば2月に20歳になる場合は
- 2月に学生納付特例申請
- 3月に有効期限切れ
- 4月に再度、学生納付特例申請
学生納付特例申請は過去2年1か月まで遡って申請できる
もし、申請書類の提出を忘れてしまっていても「2年一カ月」までは大丈夫です。
つまり、
ただし、申請が遅れると、万が一
可能な限り、速やかに申請しましょう。
つまり、
- 20歳の時(1年目)
- 21歳の時(2年目)
申請書類面倒くさいから、まとめちゃおうかなぁ~。
- 事故
- 病気
可能な限り、速やかに申請しましょう。
学生納付特例申請書を提出してから審査に合格するまで
学生納付特例申請書を提出してから、審査されるまでどうしても時間がかかります。
その間は
ですが、落ちたというわけではないので、ご安心ください。
一応、目安はあります。
その間は
- 審査に通る
- 審査に落ちる
ですが、落ちたというわけではないので、ご安心ください。
とはいえ、請求書が届いたらびっくりするよ・・。
「学生納付特例」の審査に合格する基準とかないの?
「学生納付特例」の審査に合格する基準とかないの?
学生納付特例申請の審査に合格する基準
ほとんどの人は審査に通ります。
ただし、アルバイトの収入が高い場合は合格できないこともあります。
学生納付特例の審査に通る所得の目安は
118万円+(扶養親族の人数)×38万円の計算額以下 となっています。
ちなみに所得なので、アルバイトなどの収入から経費などを差し引いた金額のことです。
しかし、あくまで目安なので、あまり"所得"が高い場合は審査に落ちる可能性もありますので注意が必要です。
ただし、アルバイトの収入が高い場合は合格できないこともあります。
"えいり"はあるじ様よりアルバイト収入あるけど・・・大丈夫かな。
118万円+(扶養親族の人数)×38万円の計算額以下 となっています。
ちなみに所得なので、アルバイトなどの収入から経費などを差し引いた金額のことです。
それなら大丈夫だね。
学生納付特例申請の受付期間外(3月)に間違って早く送ったらどうなるか
先日、筆者は、間違って1か月ほど早く学生納付特例申請をしました。
そのため、
そのため、
- 「早すぎです(意訳)」という内容の手紙
- 郵送した申請書類
そんなことあったね!。
「受付期間になってからもう一度出してね!」ということです。
完全なる二度手間でした。
学生納付特例申請の提出は受付期間が開始されてからにしましょう。
【国民年金】学生納付特例申請を出し忘れたらどうなるのか?
完全なる二度手間でした。
学生納付特例申請の提出は受付期間が開始されてからにしましょう。
まとめ
20歳になったら、
ですが、学生の本文は"学業"なので、支払いを猶予して貰える「学生納付特例」という制度が存在します。
年度ごとに申請しないと、特例を受けることができないので、きちんと毎年申請しましょう。
また、多少、申請が遅れても「2年一カ月」までは大丈夫です。
可能な限り、速やかに提出しましょう。
- 大学生
- 専門学校生
ですが、学生の本文は"学業"なので、支払いを猶予して貰える「学生納付特例」という制度が存在します。
年度ごとに申請しないと、特例を受けることができないので、きちんと毎年申請しましょう。
また、多少、申請が遅れても「2年一カ月」までは大丈夫です。
可能な限り、速やかに提出しましょう。