理系大学生と文系大学生が嫌い合う理由
- 飲食店
- 工場
などの文理混合なアルバイトの場で、まれですが、見ることができます。
本記事では、なぜ、理系大学生と文系大学生の間に亀裂があるのかをお話していきます。
理系大学生から見て文系大学生は○○だから
普段、講義や実験、課題、レポートで多忙な理系大学生から見ると、
文系大学生は
- アルバイト三昧
- 恋愛三昧
- スケスケな時間割(カリキュラム)
で、大学生活の大半を遊びやバイトに使っている(事実)ように見えるので、
普段勉強ばかりの理系大学生、特に工学部の機電系の学生にとってはイライラするものです。
長期休暇のアルバイト採用枠競争
どうしても、
- 夏休み突入が遅くなってしまう
- 試験勉強をしっかりしないと単位が落ちる
理系は、文系よりアルバイトの採用枠競争に出遅れ、苦労することになります。
飲食店や工場などのアルバイト先にとっては理系も文系も関係ありませんからね。
文系大学生と同レベルのシフトを入れることは困難
長期休暇だけの短期ではなく、長期のアルバイトをするとします。
しかし、ここでも、トラブルが待っています。
- 文系はシフトを週5入れる
- 理系はシフトを頑張って入れても週1~3
当たり前なんです。
ですが、ここでバイト先の人や文系のバイト仲間から
- 勉強よりも仕事優先
- もっとシフト入れろ
と言われるんです。
理系大学生としては非常に腹が立ちます。
筆者も何度も言われて、そのたびに辞めてきました。
就活にかけられる時間が文系と理系では段違い
文系・理系関係なく、就活を開始する時期は同じです。
ですが、文系と理系では、就活にかけられる時間が全然違います。
文系は理系と違って、毎日研究室に籠る必要はありません。
そのため、
- 天(文系)
- 地(理系)
ほどの就職活動にかけられる時間に差があるんです。
アルバイトでも、就活でも文系に鼻で笑われることになるんです。
文系大学生から見て理系大学生は○○だから
一方、文系大学生から見ると、理系大学生は
- 勉強ばかりで働かない
- 根暗
- 偉そう
という風に見えてしまうそうです。
どうせ勉強しても社会に出れば意味がない
社会に出れば
- 大学の講義
- 研究
で得た知識は、まったく使わないから意味がないと、筆者は文系大学生から散々言われてきました。
なぜなら、専門的な内容だとしても、そういう職に就ける人は限られているからです。
なので、勉強ばかりするより、アルバイトで働いて社会勉強した方が身のためという思考です。
理系は根暗で偉そうに見える?
文系大学生からすると、理系は何か話をするとしても「要約」せずに
- ダラダラ長ったらしく
- 結局何がいいたいのか意味不明
- 偉そう
というイメージがあります。
実際に意識はしていませんが、筆者も長いようで、「30秒でまとめろ!」とよく言われたものです。
文系大学生と理系大学生はお互いに理解が必要
理系大学生は確かに
- アルバイトであまりシフトを入れない
- 話が要約できない
というのは否定できない事実ではあります。
大学は勉強するために進学するもの
しかし、そもそも大学は、遊びではなく勉強を追及するために進学する学術機関です。
その根拠に、文科省が
- 定期試験の受験資格に出席日数
- 自宅学習時間調査
などを行うようになりましたよね。
なので、大学は遊びのためにいくところ等と履き違えてはいけません。
学生の本文は学業です。
本来アルバイトをしないのは正しいこと
シフトを入れれないことは、むしろ当たり前なんです。
その根拠に、形骸化してはいますが、各大学で
- 生活費
- 学費
などのやむを得ない場合にのみアルバイトを許可ということが決められていますよね。
アルバイトで働かなければならないというのは間違いです。
しっかりと話すことは大事
そして、
- 話が長い
- 要約できない
と言われますが、本来要約してはいけないものです。
要約して話をするから誤解が生まれるのです。
何も間違ってはいません。
文系より理系の勉強量が多いのは当然
筆者を含む理系の大学生は、あまり勉強しない文系に嫉妬します。
しかし、文系と理系で必要な勉強量に差があるのは当たり前です。
- 好き好んで理系に進学している
- 文系に行く手段もあった
のですから、文句を言ってはいけません。
就活時間では文系に劣る一方で・・・
文系は就活にかけられる時間が圧倒的に多いのは事実です。
しかし、
- 文系が就けない専門職に就ける
- 努力量が評価されて理系は強い
という特典があります。
その分、文系は多くの企業を受けないといけません。
まとめ
理系大学生と文系大学生の間では亀裂があります。(※全員がそうではない)
それは、お互いに理解しあえていないからです。
文系大学生、理系大学生それぞれに
- メリット
- デメリット
が存在することを踏まえて、お互いに
- 配慮
- 尊敬
し合いましょう。