iPhoneからパソコンへファイルを送る方法
iPhoneを利用されている皆さん。
普段、写真や動画を撮影されていると思います。
ですが、
- 保存容量は限界があるし
- スマホで編集は厳しいし
などの理由から、パソコンへ写真や動画のファイルを送りたいところです。
ですが、iPhoneは直接写真や動画をパソコンへ送ることはできません。
逆も然りです。
iPhoneとパソコンへの間でファイルを共有する場合は「iTunes」を経由する必要があります。
とはいえ、面倒ですよね。
そこで、本記事ではiTunesを経由せずに
- iPhoneからパソコンへ
- パソコンからiPhoneへ
動画や写真などのファイルを送る方法を紹介しようと思います。
OneDriveを使ってパソコンとスマホで共有する
Windowsパソコンを利用されている方のほとんどが「MicroSoftアカウント」を持っていると思います。
OneDriveはMicroSoftアカウントさえあれば無料で使えます。
しかも、同期をオンにさえしていれば、自動的にパソコンにダウンロードされます。
MicroSoftアカウントを作成していない人
MicroSoft(以降MS)アカウントを作成していない場合は、まず作成してください。
MSアカウントはOutlookメールアドレスを取得することと全く同義です。
MicroSoftアカウントの作成方法
- 設定からアカウント
- アカウントのユーザー情報
- Microsoftアカウントでのサインインに切り替える
の順にアクセスしていきます。
あとは流れに任せて入力して登録完了です。
パソコン(Windows10)でしておくと良い設定
Windows10ではOutlookと、インターネットにさえ繋がっていれば
- 自動ダウンロード
- 自動アップロード
などの同期を設定することができます。
スマホと同期するファイルを作成して、常時同期にしておくと便利です。
同期設定をする方法
- タスクバーの右側の【Λ】
- 雲のアイコン
- 設定
- フォルダーの選択
で同期したいフォルダーにチェック入れるだけです。
新規に作成したい場合は、OneDriveフォルダーで任意のフォルダーを作成しましょう。
スマホ側でOneDriveアプリをインストールしよう
- AppStoreから「OneDrive」アプリをインストール
- 同じMSアカウントでサインイン
するだけです。
後は、共有したいファイルをアップロードするだけで、- パソコンの電源が入っている
- パソコンがインターネットに繋がっている
になってさえいれば自動的にダウンロードされます。
他の共有ソフトよりも優れているところ
世の中、共有ソフト/サイトは沢山あります。
- DropBox
- FireStorage
- GoogleDrive
- etc...
ですが、筆者はOneDriveをおすすめします。
というのも、
- アプリをダウンロード/インストールする必要がない
- アプリ・サイトを開く必要性がない
というメリットがあるからです。
特にエクスプローラーから直接操作できることは非常に大きな強みです。
OneDriveをアップグレードする
OneDriveは非常に便利です。
基本的に、
- スマホで撮影
- パソコンに移す
- パソコンの別の場所に保存
というように、「共有ツール」として使うだけであれば、無料プランでも十分足ります。
ですが、クラウドストレージとして利用する場合は5GBまでしか無料では使えません。
そこで、アップグレードすることで、一般家庭用プラン(有料)では
- 100GB
- 1TB
まで増やすことができます。
詳細は以下の表にまとめています。
料金 | 容量 | セキュリティ | ツール | 中核機能 | |
無料プラン | 0円 | 5GB | 一部 | 一部 | 一部 |
100GBプラン | 224円/月 | 100GB | 一部 | 一部 | 一部 |
Microsoft365Personalプラン | 12,984円/年 | 1TB | 全て | 全て | 全て |
まとめ
パソコンとiPhone(スマホ)の両方でOneDriveにサインインして使えるようにしておけば、
iPhone(スマホ)とパソコンの間でのファイル共有をスムーズに行えます。
MicroSoftアカウントを持ってさえいれば、
- DropBox
- GoogleDrive
などの他のファイル共有&クラウドストレージサービスよりも手間はかかりません。
- OneDriveはWindows10に標準搭載されていて
- エクスプローラー上で直接操作が可能
なので、WordやPowerPointなどの作成中のファイルを「OneDrive」フォルダに入れておけば、上書き保存するごとに共有状態のファイルも更新されます。
- レポート
- 報告書
の共有忘れを防ぐことが簡単にできちゃいます。
ぜひ、OneDriveを使ってみてください。