VTuber最大のリスク「顔バレ」は防げないものか
最近、筆者はVTuberに"超"ドハマりしていて、色々とVTuberの事について調べているのですが、とある悲しい事を知りました。
いわゆる「顔バレ」です。
VTuberは、主にライブ配信を中心とした活動をしている場合が多いです。それゆえに、配信中の機材トラブルや操作ミスにより、いわゆる「顔バレ」が起きてしまう事が、稀にあります。
VTuberは、あくまでも「中の人は居ない」という設定で売っています。最近は、わざと顔出しをしてしまう人もいるようですが、人によってはVTuber人生を終了させてしまう程の一大事件です。
一部の人による、特定という名の"推測"は、あくまで推測に過ぎない、と言い聞かせる事もできなくはありません。しかし、放送事故による顔バレは、弁明の余地がありません。
どうにかして、"顔バレ"を防ぐことはできないのでしょうか。
確かに、ライブ配信ではなく、動画にしていれば顔バレのリスクはありません。しかし、それは極論過ぎます。
ということで、本記事ではVTuberにとって"絶命"に等しい"顔バレ"のリスクを無くす方法について考えていこうと思います。
そもそもなぜVTuber達の顔バレ放送事故が起きるのか
そもそも、なぜ、大勢のVTuber達が配信中に、"顔バレ"事故を起こしてしまうのでしょうか。
それはそうなんですが、本質は"そこ"ではありません。
「Webカメラを使っている」事が根本の原因です。
それは、Webカメラで顔や身体の動作をトラッキングして、3Dモデルや、イラストに反映させるためです。
そうなんです。
3Dモデルやイラストを動かす方法は、色々あるのですが、Webカメラを使った"トラッキング"は、もっとも簡単かつ、コストも掛からずお手軽な方法です。
(恐らく)企業勢以外のほとんどのVTuberが"Webカメラ"を利用しているのではないでしょうか。
そうなんです。
筆者がもし、VTuberになるとしたら、やはり、「Webカメラ+フェイストラッキングツール(有料)」という方法を選ぶと思います。
「顔バレ」リスクがあってもWebカメラを使う「フェイストラッキング」を使う理由はわかったよ~。
その通りです。
VTuber最大のリスク"顔バレ"が起こらない方法もあるけど・・
一応、"顔バレ"リスクのない方法が無い事はありません。
しかし、幾つか欠点があるため、一般には用いられないことが多いです。
"顔バレ"リスク無しでVTuber配信する方法その1~VMagicMirror~
筆者も最近知ったのですが、顔バレ事故を防げる方法として、「VMagicMirror」というソフトウェアがあります。
「VMagicMirror」は、「3tene」や「FaceRig」、「Hitogata」などの"フェイストラッキングソフト"と同様に、Webカメラを用いて"フェイストラッキング"することもできますが、しなくても大丈夫です。
マウスやキーボードを動かすだけで、3Dモデルを動かすことができます。
「3tene」などのフェイストラッキングソフトの場合、Webカメラで顔の表情や動き、上半身の動きをトラッキングしてガワ(モデル)に反映させます。
「VMagicMirror」でも、"顔"限定ですが、同様の事ができますが、それ以外の方法もあります。
例えば、現実でキーボードを操作すると、ガワ(モデル)も、あたかもキーボードを操作している様に動きます。
現実でマウスを操作すると、ガワ(モデル)も、あたかもマウスを動かしている様に動きます。
できます。
しかし、トラッキングをしないため、顔の動きや表情をモデルに反映させる事はできません。そのため、他のVTuberさん達と比較して、視聴者に対して感情が伝わりずらく、どこか距離を感じてしまうかもしれません。
その代わり、放送事故による"顔バレ"のリスクを無くすことができます。
"顔バレ"リスク無しでVTuber配信する方法その2~バーチャルキャスト(Virtual Cast)~
「顔バレ」リスクを防ぐ方法として、「バーチャルキャスト(Virtual Cast)」を使うという手もあります。
ざっくりと言えば、自身が仮想空間上で3Dモデルとなり、配信する事ができるツールです。
個人で利用する場合に限りますが、料金が掛からず、商用利用も可能です。
「まったくもってその通りです・・!!」と言いたい所ですが、
以下「VR HMD」の内、いずれかが必要です。
そして、当然ですが、それを動作させられるだけの、パソコンのスペックが必要です。
そうなんです。
「Virtual Cast」自体は、費用が掛かるものではありませんが、「VR HMD」は勿論、それを動作させられるだけの「ハイスペックなパソコン」を購入する必要があります。
【結論】VTuberにとって重大な「顔バレ」対策は可能、ただし・・・。
結論ですが、VTuberにとっては「絶命」とほぼ同義である、放送事故による"顔バレ"は、「VMagicMirror」や「Virtual Cast」を使うことで、防げます。
しかし、動作に制限があったり、初期費用がそれなりに高いなど欠点もあります。
その通りです。
一部のVTuberを除いて、基本的には「顔バレ」を好んでする人はいないと思います。しかし、交通事故と同様に、どれだけ注意していても、起こる時は起こるのです。
なので、少し費用が掛かるとしても、少し動作に制限がかかるとしても、"顔バレ"事故を確実に防げるのであれば、多少の代償は許容すべきかと筆者は思います。
確かに、コストがかかるのは最初だけだったとしても、それが十数万円となると抵抗を覚えます。
そういう場合は、「VMagicMirror」で配信活動を始めましょう。
そして、ある程度ファンが増え、収益が出始めてから「バーチャルキャスト(Virtual Cast)」を導入しましょう。
事実上初期費用ゼロです(笑)。
【VTuber目指して】VRoidで3Dモデルを試験的に作ってみた
最近、筆者はVTuberにドハマりしており、同時に憧れています。いつかはデビューする予定ですが、3Dモデル(ガワ)が無ければ何にも始まりません。という事で、試験的に3Dモデル(ガワ)をVRoidStudioを使用して作ってみました。
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