【VTuber】VRoidで作製した3DモデルでYouTubeに配信する

2021/01/22

VTuber

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VRoidで作製したお気に入りの3DモデルでYouTube配信しよう

最近、VTuberを目指して3Dモデルを作製しました。
将来的には、"VirtualCast"と"Oculas(Meta)Quest2"を利用した生配信とかも予定しています。しかし、様々な課題がある為時期は未定なのと、デビューするとしてもここでは明かしません。
それはさておき、どうやってVTuber配信をしていくのか、本記事ではその方法について紹介していこうと思います。

VRoidで作製した3Dモデルを動かしてVTuber活動したい

3DのVTuberとして配信活動をするには、3Dモデルを何らかの方法で現実の身体の動きとリンクさせ、動かす必要があります。
3Dモデルの動かし方には、「MMDやBlenderを使った"ボーン操作"によって3Dモデルを動かす(動画勢向き)」と「トラッキングツールを使って3Dモデルを動かす(動画勢・配信勢向き)」があります。
「MMDやBlenderを使ったボーン操作(以下略)」は地道にポチポチして1コマずつモーションを設定していく方法なのですが、動画を取るごとに毎回ボーン操作するのはとてもではありませんが現実的ではありません。生配信向けではない事は言うまでもないでしょう。なので、筆者は「トラッキングツールを使って(以下略)」の方法でVTuber活動をしていく予定です。

トラッキングツールを使ってVRoidで作成した3Dモデルを動かす方法

「トラッキングツールを使って(以下略)」の方法には幾つかの種類があります。
具体的には「"3tene"等のフェイストラッキングを行う事で顔の動きや表情のみを3Dモデルに反映させる方法」や「HaritoraX等のフルボディトラッキングデバイスを足腰に、VRHMDを頭に取り付ける事で全身の動きを3Dモデルに反映させる方法」、「フルボディトラッキングデバイスとフェイストラッキングを活用した全身の動きと顔の表情を3Dモデルに反映させる方法」等があります。
コストと技術的な問題で筆者は「HaritoraX等のフルボディトラッキングデバイスを足腰に、VRHMDを頭に取り付ける事で全身の動きを3Dモデルに反映させる方法」を採用する方針です。というか、既に機器だけは準備できています。
もう準備できてるって......本気でVTuber目指してるんだね。

フルボディトラッキングデバイスとHMDを使ってVTuber活動をしていくには?

VRヘッドマウントディスプレイ(HMD)とフルボディトラッキングデバイスを活用する事で、全身の動きをそのまま3Dモデルに反映させる事ができます。
具体的には、ゲーミングPCにVRHMDとフルボディトラッキングデバイスを接続させます。次に、"Steam"から"VirtualCast"をインストールします。
あとは、OBSに映像と音声を入力して、録画したりYouTube等の動画配信サイトに生放送を行うだけです。
結構簡単なんだね!
結構簡単です。しかし、かなりお金が掛かります。
ゲーミングPCを購入するだけでも20万円程度、それにVRHMD(10万円~)、そしてフルボディトラッキングデバイス(数万円)を買う必要があります。
なるべくお金の掛からない方法はないの?

トラッキングツール"3tene"を利用してYouTube配信しよう

VRoidで作製した3Dモデルを使ったYouTube配信する方法の一つに、"3tene"というフェイストラッキングソフトを活用するものがあります。
まず、VRoidで作製した3DモデルおよびOBSを動作させ、尚且つYouTube等の動画配信サイトへのライブ配信処理を同時にこなせるだけのスペックのパソコンが必要になります。ただ、ゲーミングPCである必要はなく、メモリ16GB以上、最新のCPUを搭載していれば大丈夫です。グラボを付ければより快適にする事ができます。
次に必要なものは「Webカメラ」が必要になります。フェイストラッキングは、顔の動きや表情を「カメラ」を通して認識させて3Dモデルに反映させるものになります。
必要なものは以上です(勿論3Dモデルは必須です)。
「3tene」は無料で利用する事ができるので、既に、それなりのスペックのPCとWebカメラを持っている(PCに元からついている)場合は実質無料でVTuber活動を始められます。
ちなみに、フェイストラッキングソフトには、「3tene」の他に「Hitogata」や「FaceRig」があります。
実質無料でVTuberになれるんだ!!
ちなみに、「にじさんじ」や「ホロライブ」などの大手VTuber事務所に所属しているVTuberもフェイストラッキングで配信しています。
ただ、この方法には「身バレが起こる」というリスクがあります。

VRoidで作った3DモデルをYouTubeにOBSを使って配信しよう

VRoidで作製した3Dモデルを動かすだけではYouTube等の動画配信サイトへライブ配信を行う事はできません。
OBS Studio」という別のツールを使用します。 例として、3teneを使ったVTuber配信を行う場合の手順を以下に示します。
  1. 「OBS Studio」をインストール
  2. 「OBS Studio」を起動
  3. ソースを追加
  4. 「ゲームキャプチャ」を選択して「[3tene.exe]:3teneFREE」を選択
の順に選択していくだけで、3tene画面をキャプチャーすることができます。
「OBS Studio」で「3tene FREE」画面を読み込ませる方法は、「ソース」のところで「ゲームキャプチャ」を選択して、「3tene」のウィンドウを選ぶだけです

モデルのフェイストラッキングの準備が完了し、OBSでキャプチャーできたらいよいよ、YouTubeへの配信です。
配信開始も至って簡単です。その手順を以下に示します。
  1. YouTubeでライブ配信の有効化
  2. YouTubeのストリーミングキーの取得
  3. OBSでストリーミングキーの登録
  4. 配信開始
以上です。
結構簡単なのね!!。
ただし、YouTubeでライブ配信ができるようになるには「有効化」が必要で、24時間かかります。
事前に有効化をしておきましょう。


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