私がつみたて投資でSP500を選ばなかった理由

2021/08/03

お金

t f P L

つみたて投資で選んだファンドはセゾン資産形成の達人ファンド

最近、筆者は、セゾン投信の「セゾン資産形成の達人ファンド」で、つみたて投資を始めました。

以前、そんな事言ってたよね。

SP500、じゃないんだ!!

はい。
SP500ではなく、「セゾン資産形成の達人ファンド」です。
本記事では、なぜ、筆者が「SP500」ではなく、「資産形成の達人ファンド」にしたのか、についてお話していきます。

SP500は大人気だけど本当に安全?本当に儲かるの?

つみたて投資を始めた方、もしくは、これから始めようとしている方にとって「SP500」について一度も聞いた事が無い、という人は居ないと思います。

なんで?

理由は、まず信託報酬が、かなりの低め設定である事。次に、米国の優良企業の株式を厳選して投資してくれる事。そして、歴史が長く数多くの金融危機を乗り越えてきている実績がある事です。

SP500に投資していれば、安心安全っていうわけだね。

これまでの実績から、広く、そのように言われています。
しかし、同時に誰しもが「未来の事はわからない、確実ではない」と言っています。

なるほど......あるじ様は、未来への懸念から、敢えて、SP500を選ばなかったわけね。

筆者が、SP500を選ばなかったのは、それが理由ではありません。
米国が衰退していく事を心配していては、どの投資信託ファンドも選べません。

ファンドには償還リスクが付きまとう

仮に今、金融危機が起きるとします。
筆者の場合は「絶好の買い場」と言って、投資額を増やします。しかし、世の中には、色々な人がいます。
金融危機が起きて、含み損覚悟で、損切を行う人もいます。

それがどうしたの?

投資信託ファンドは、ある口数以下になれば、その時の価格で全額強制償還されてしまう事があります。

それって、どのファンドも可能性はあるよね?

確かに、セゾン投信のファンドも一番人気のSP500も例外ではありません。
ですが、ファンドによっては、償還が起こる可能性が異なります。

長期間耐えてきたSP500が最強なんじゃないの?

「SP500」を直接、購入できれば、確かに強いでしょう。
国内で買える、Sp500関連のファンドには
  • eMAXIS Slim
  • SBI・V・SP500
  • が有名です。
    しかし、これらは「SP500」を利用したファンドであり、「SP500」とは全く別のファンドです。
    ファンドが異なるなら、純資産額も違います。運営期間も当然ながら異なります。

    本家SP500を購入するのとではリスクの大きさが違うってわけね。

    そういうことです。
    仮に、世界的な暴落が起きたとして、それに耐えられるかはわかりません。

    それは、あるじ様が愛している「セゾン資産形成の達人ファンド」も同じじゃないの?

    それは、果たしてどうでしょうか。

    セゾン投信は「つみたて投資」をずっと推してきた

    ファンドの償還が起こるかどうかは、口数、すなわちユーザーが信じるかどうかによるわけです。
    セゾン投信は、設定以来、すなわちつみたて投資が下火だった頃から、ずっと「つみたて投資」を推してきた投信会社です。
    セミナーを積極的に開いていているので、例え暴落が起こったとしても、気にせず「つみたて」を実行するユーザーも多いことでしょう。

    信じて投資し続ける人が多いなんて、どうやってわかるの?妄想じゃないの?

    投資信託ファンドの価値を示す指標は、下げ耐性や利益率だけではなく、「インベスターリターン」というものがあります。

    インベスターリターン?なにそれ。

    投資家利益のことです。

    それくらい、直訳すればわかるわ!

    しばしばトータルリターンとインベスターリターンに差が生じる

    インベスターリターンを理解するには、「トータルリターン」についての知識が必要になります。
    トータルリターンについては、すでに多くの情報がネット上にゴロゴロ転がっているので、わざわざここで説明する意味も無いので、割愛します。
    筆者が愛する「セゾン資産形成の達人ファンド」では、トータルリターンとインベスターリターンが異なっていて、なおかつ、インベスターリターンの方が大きくなっています。

    それの何が良いの?

    ファンドのトータルリターンは、「分身した100人の筆者の損益の総和」の「分身した100人が支出した金額の総和」からの増減率、の様なものです。
    100人の筆者の分身が購入したタイミングはバラバラなので、損益もバラバラです。
    一方、インベスターリターンは「100人の分身、一人一人のもつ損益率」の平均です。

    意味わかんない(笑)。もっとわかりやすく説明してよ。

    例えば、5人の身長を図るとします。身長は評価額です。
    5人の身長は現時点では、全員等しく150cmです。
    翌年になって、同じ5人の身長を測定すると、3人は1cm伸びていて、1人は変化なし、1人は1cm縮んでいるとします。
    全員の身長の総和は「750 (cm)」、翌年の全員の身長の総和を取ると「752 (cm)」。増減率を計算すると「+0.2666666666667 (%)」となります。これがトータルリターンです。
    次に、一人一人の増減率を見て行きます。
  • 1cm伸びた場合の増減率は「+0.666667(%)」
  • 変化がない場合の増減率は「0.00(%)」
  • 1cm縮んだ場合の増減率は「-0.666667(%)」
  • 変化率の総和を取り、人数で割ると「+0.2666668(%)」となります。これがインベスターリターンです。

    ほぼ一緒じゃん(笑)。

    では、さらに翌年、等しく全員1cm伸びるとしましょう。そして、なんらかの努力をした場合、さらに+1cm伸びるとします。
    全員、なんらかの身長を伸ばす努力を行っていて、等しく2cm伸びています。
    初回身長測定時よりどれくらい伸びているかというと、
  • 3人は150cmから153cm
  • 1人は150cmから152cm
  • 1人は150cmから151cm
  • 同じ様に計算していくと、トータルリターンは「+1.6 (%)」になり、インベスターリターンは「+1.6(%)」となります。

    やっぱり同じじゃん(笑)。

    では、身長が伸びた3人以外は今後も変化せず、伸びた3人は同様に努力も行っていたとして、計算してみましょう。
  • 3人は150cmから153cm
  • 1人は150cmから150cm
  • 1人は150cmから149cm
  • 同様に計算していくと、トータルリターンは「1.066666667 (%)」、インベスターリターンは「+1.010666667 (%)」となり、インベスターリターンがトータルリターンより、「0.056 (%)」増減率が小さくなっています。

    ほんとだ....。

    投資の世界では、相場が暴落する前に利確する人、暴落後に、解約してしまう人がいます。
    その結果として、「インベスターリターン」が低下してしまうのです。
    すなわち、インベスターリターンが、トータルリターンと比較して、大きい投信ファンドは、頑丈であることを意味するのです。

    最近出来たばかりの投信ファンドでも、インベスターリターンが大きいのがあったんだけど、それも安全ってこと?

    それは、果たしてどうでしょうか。
    相場の暴落を経験していないファンドは、まだまだ、安全だと決めつけるのは早計かもしれません。
    例えば、身長が異なる3人が、全員、3年間毎年1cmずつ伸び続けるとしましょう。
  • 150cmから153cm
  • 148cmから151cm
  • 155cmから158cm
  • トータルリターンは「1.01986755 (%)」、インベスターリターンは「1.019875036 (%)」となり、インベスタリターンが「7.49E-06 (%)」だけ大きくなっています。
    さらに、翌年になると
  • 150cmから154cm
  • 148cmから152cm
  • 155cmから159cm
  • トータルリターンは「1.026490066 (%)」、インベスターリターンは「1.026500048 (%)」と、インベスターリターンが「9.98E-0.6 (%)」だけ大きくなっています。
    暴落を経験せずに、つみたて投資をしていくと自然とインベスターリターンはトータルリターンより大きくなります。
    しかし、暴落が起こると、それが逆転します。
    なので、インベスターリターンとトータルリターンの比較を行う際は長期で見る必要があります。

    信託報酬がやや相場より高いのも魅力!?

    インフラにしても、教育にしても、民営である以上は、存続のため、利益を求める必要があります。
    投信会社だって、民営です。
    採算が合わない事をいつまでも続けてはいられません。

    それがどうしたの?

    今、世の中的には、パッシブファンドを中心に、信託報酬が低くなってきているのは言うまでもないですよね。
    しかし、採算という問題がなくなったわけではありません。
    今は良くても、相場が大暴落して基準価格が大暴落した時、果たして運営を継続できるのでしょうか。

    一時的な赤字くらい、株主や親会社から資金調達してくるでしょ(笑)

    仮に、低迷が十年も続いても同じ事が言えるのでしょうか。
    筆者は、そうは思えません。一部の有力ファンドは生き残れるとは思いますが。

    でもそれは、えいり達にはどうする事もできなくない?

    いいえ、我々ユーザーはファンドを選ぶ事ができます。
  • 信託報酬をしっかりとって運営が維持されるファンド
  • 一部の有力な低コストファンド
  • を選べば良いのです。

    それであるじ様は「セゾン資産形成の達人ファンド」を選んだのね。

    信託報酬がやや高くても気にならない理由

    でも、やっぱり信託報酬が最大「1.55(%)」は高すぎじゃないかな....。

    その点は、筆者は心配していません。
    というのも、エポスカードでtsumiki証券を介して、つみたて投資することで、最大で、年間投資額の0.5%をポイント還元され、それを投資に回せるので、信託報酬を一部軽減する事が可能です。

    アクティブファンドで、信託報酬が実質「1.05 (%)」はお得じゃん!

    いいえ、信託報酬は、これまでつみたてた"総額"に掛けられるものなので、年数を重ねるごとに、カバーしきれなくなります。
    しかし、普段の買い物で得たポイントも投資に回せば、また、ゴールドエポスカードの場合はボーナスポイントを投資に回せば実質、信託報酬「0 (%)」も目指せなくはありません。

    まとめ

    筆者が、流行りのSP500ではなく、「セゾン資産形成の達人ファンド」を選んだ理由は
  • 長期間のインベスターリターンがトータルリターンより大きい
  • 信託報酬をしっかりとっている
  • 信託報酬が高くても工夫次第で抑えられる
  • の以上三つです。
    しかし、人によっては色々、考え方や見方も異なるでしょう。

    確かに、えいりだったら、そのポイントを利益に回したいもん。あるじ様の考えには納得できないわ!

    なので、これから、つみたて投資をはじめる場合や、投資信託ファンドを乗り換えようと思っている場合は、どうかご自身でよくお考えになって、納得した上で"自己責任"の下、自己判断でお願いします。


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