大学生でアルバイト以外の収入がある場合税金はどうなる?

2021/09/29

お金 大学生活

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アルバイト以外の収入がある

筆者は今、アルバイトの他にもブログやポイ活サイトからの収入を得て居ます。
収入がアルバイト先からの"給与収入"だけの場合、俗に言う「103万円の壁」を守るだけで良いです。 しかし、給与以外にも収入があると、状況は変わってきます。

あるじ様はアルバイト代大したことないし、ブログもそんなに稼げてないから関係ない話じゃないの?

はい。その通りで、今の筆者にとっては関係の無い話です。
本記事では、アルバイトでの給与所得以外に収入がある場合の振舞い方と、なぜ筆者には関係の無い話であるのか、についてお話していきます。

大学生でも税金が発生する?その条件とは?

まず、大学生でもお金を稼いでいる場合、税金が発生します。ただし、一定額以下の場合は課税されません。

いわゆる「103万円の壁」だね

そうです。
簡単に説明していきますが、まず、アルバイトをして給与収入を得るとします。この給与収入全体に課税されるわけでは無く、課税される分と非課税の分があります。大学生の多くは、この「非課税分」内に収まる様にしている事と思います。
「非課税の分」というのが、いわゆる"控除"です。控除には以下の三つが主に挙げられます。
  • 給与所得控除
  • 基礎控除
  • 勤労学生控除
  • どうやって計算するの?

    とても簡単です。
    課税所得=収入-控除
    収入から控除分を差し引き、ゼロまたはマイナスになる場合、課税されません。逆に、上記の計算で、例え1円でもプラスになれば税金が発生します。

    給与所得控除は給与所得のみ

    先ほどの方程式、 「 課税所得=収入-控除 」 は、ブログやYouTube、ウーバーイーツの配達員をしていて、給与所得以外に"雑所得"を得ている場合も、同様に利用して計算する事ができます。ただし、注意点があります。

    注意点?

    「給与所得控除」は、その名の通り「給与所得分」にのみ有効です。
    なので厳密には、収入が給与収入と雑所得だけの場合の課税所得は
    給与所得(課税分)+雑所得-基礎控除
    となるわけです。
    例えば、アルバイトで給与所得を年間で70万円稼いでいたとします。さらに、ウーバーイーツ配達員で"雑所得"を年間で20万円稼いだとします。合計90万円です。
    給与所得控除は最大で55万円なので、給与所得課税分は15万円となります。それに雑所得20万円を足して、合計35万円です。基礎控除が48万円なので、この場合、課税所得が「-13万円」となり、税金は発生しません。

    もし、給与収入と雑所得が逆だったら?

    その場合、 20万円-20万円+70万円-48万円=22万円 となり、この22万円に税金が掛かります。

    総額は一緒でも、中身で結構変わってくるんだね。

    そういう事です。

    でも、学生の場合は「勤労学生控除」があるじゃん(笑)。

    確かに学生は、条件を満たせば、「勤労学生控除」を受ける事ができ、住民税の場合は26万円まで、所得税の場合は27万円まで控除する事ができます。
    逆に言えば、条件を満たさなければ「勤労学生控除」を受けられないという事でもあります。

    条件って何?

    それについては、話が長くなるので、ここでは一部のみ、お話します。詳しく知りたい場合は、ご自身で「国税庁」のサイトで調べてください。
  • 勤労学生控除(国税庁)
  • 勤労学生控除を受けられる条件

    全部説明しようと思うと大変なので、ここでは「所得」に関する条件のみ説明します。
    まず、"勤労"による、給与などの所得が75万円以下である必要があります。
    今回のアルバイト(給与)20万円、雑所得70万円の場合は、 「 20万円-20万円+70万円=70万円 」となります。

    受けられるじゃん(笑)。

    ですが、もう一つ条件があります。
    "勤労"によらない所得、つまり「不労所得」が10万円以下であることが必須です。今回の事例の場合、「ウーバーイーツ配達員の仕事」ですが、"勤労"と認められれば、勤労学生控除を受けられます。一方、"勤労によらない仕事"と判断された場合は、確かに合計所得は75万円以下ですが、"勤労によらない所得"が70万円となり、対象外となってしまいます。

    そんな...。

    まぁ、ウーバーイーツの配達員は、誰がどうみても"勤労"なので、大丈夫だと思います。ブログやYouTubeの場合は、ひょっとすると"不労所得"と判断される場合もあるかもしれません。

    今の筆者にとって税金は関係ないとしている理由

    ちなみに、筆者の場合はアルバイト代が月々4~5万円で多く見積もっても年間で60万円、そしてブログの収益が年間で1万円にようやく到達する程度です。

    勤労学生控除を使えるね!

    確かに、合計所得が75万円以下に収まっており、なおかつブログを不労所得とみなして、勤労外収入は1万円程度なので、勤労学生控除が使えます。
    それ以前に、給与所得控除および基礎控除だけで課税所得はゼロとなります。また、ポイ活で得た収益は"一時所得"または"雑所得"となります。これも、頑張って年間で1万円程度です。 一時所得分は、一時所得控除(最大50万円)があるので、課税所得はゼロとなります。雑所得分は、ブログ収益と同様の計算をする必要があります。とはいえ、額がしょぼい事もあり、あまった基礎控除枠で全て相殺する事が可能です。

    税金が掛からないというわけね!

    そう言う事です。なので、今の筆者にとって、税金は関係のない話です。とはいえ、来年以降の未来はどうなるか定かではありません。ひょっとしたら、ブログ収益が爆増するかもしれません。(そうなると嬉しいのですが)
    また、大学院を卒業して社会人となれば、年間の給与所得が今の何倍にもなるわけですから、「所得の全てを控除できる」状況ではなくなってしまいます。「知っておく事」は"無駄"にはならないわけです。

    税金計算まとめ

    ここまでで、頭がパンパンになってしまった人も多いと思います。

    正直言って、頭が追いついてない...。

    ですよね。なので簡単におさらいします。
    まず、所得と収入を分けて考えましょう。
    計算式は以下です。
    給与所得=給与収入-給与所得控除
    雑所得=雑収入-経費
    合計所得=給与所得+雑所得
    合計控除=基礎控除+勤労学生控除
    課税所得=合計所得-合計控除

    この連立方程式を解けばいいのね。

    そういう事です。
    ただし、勤労学生控除を受けるには以下の条件を満たす必要があります。
  • "勤労による"所得があること
  • 合計所得が75万円以下であること
  • 勤労によらない所得が10万円以下であること
  • いろいろ複雑そうに見える税金計算ですが、冷静になって見ると単純な「連立方程式」です。覚える事もそう多くはありません。

    そうは言っても、やっぱり難しいし、頭が回らないよ...。

    最初はよくわからず混乱するのも当然です。筆者も理解するのに、かなりの時間を要しました。
    ですが、決して難しい事ではないので、落ち着いて計算してみましょう。

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