Braveブラウザを使ってみた
今や日常生活で必要不可欠なインターネット。その多くは"無料"できます。(通信料除く) 無料でインターネットを利用することができるのは"広告"のおかげだったります。とはいえ最近は広告が多すぎです。正直筆者も辟易してしまいます。
筆者は広告ブロックで有名な「Braveブラウザ」を利用しています。本記事ではその「Braveブラウザ」についての"魅力"を紹介していきます。
Braveブラウザはデフォルトでほとんどの広告をブロックしてくれる
Braveブラウザはデフォルトで以下の広告をブロックしてくれます。
- YouTubeをはじめとする動画サイトの動画広告やバナー広告
- Webページの広告
ただし、Google検索などの検索結果上位に表示される「ファーストパーティー広告」や「Twitterのプロモーション」など、一部ブロックされないものもあります。
過剰な広告により貴重な時間を奪われている
「広告といっても、せいぜい長くて30秒とかその程度でしょ?大したことないじゃん」と思っている人も少なくないと思います。
- 5秒視聴でスキップ可能な動画広告が2つ
- 飛ばせない又は30秒間スキップ不可能な動画広告が1つ
動画広告に割く時間は、動画1本あたりせいぜい40秒程度ですが、視聴する動画を3、4本と増やしていくと120秒、160秒になります。その時間があればYouTubeShortなどの短い動画数本は見れてしまいます。
1日に視聴する動画を4本として、1か月(30日)で計算すると4800秒(1時間20分)も動画広告に割いていることになるわけです。動画広告は貴重な時間を奪っているといっても過言ではない事がわかると思います。
Braveブラウザは個人情報を守ってくれる
インターネット(YouTube、Webサイトやブログ、各種SNS)では、マーケティングに利用するため、個人情報をありとあらゆる形で収集しています。
YouTubeなどで「○○にお住いの方」という広告を見た経験があると思います。このような広告をターゲティンング広告と呼びます。端末IPアドレスや検索履歴、サイト閲覧履歴といった個人情報を収集し、その人にあった広告を配信するものです。
最近では、広告を最適な位置に配置するため、サイトに訪れたユーザーの操作や行動(スマホユーザー:タップ、スワイプ/PCユーザー:マウスカーソルの動き、クリック)を監視する「ヒートマップ」というツールも使われています(本サイトでは非使用)。皆さんの行動はサイト運営者に監視されているわけです。利用目的は一般に「適切な位置に広告を貼る為」や、「ユーザビリティの向上」が目的だと思います。
「トラッカー」や「Cookie」、「スクリプト」、「フィンガープリント」を無効にすることで、こういった個人情報を誰かが盗み見ることを防ぐことができます。
トラッカーなどをブロックする事の副作用
トラッカーなどをブロックすると確かに個人情報は守られます。その代わり、一部サイトで以下の問題が生じます。
- サイトの表示が崩れる
- サイトの機能・コンテンツが利用できないことがある
- ログインに支障が出る
何かを得るには何かを犠牲にしなくてはいけないのがこの世の定めです。ただし、上記の問題は簡単に解決することができます。
BraveShields
広告やトラッカーなどのブロックは、すべてBraveブラウザの「BraveShields」という機能により行われます。オンオフは「設定」メニューから簡単に切り替えることができます。
Braveブラウザって安全なの?危険性は?
Braveブラウザは、ほとんどの広告をデフォルトでブロックしてくれるだけではなく、「Cookie」などのトラッカーをブロックし、皆さんの個人情報を守ってくれます。こんな素敵なブラウザですが、無料で利用できます。
「無料」という単語を聞くと、怪しく思う人は多いと思います。「美味い話には裏がある」は常識ですから、疑うのも当然の事と思います。
Braveブラウザは、「設定でBraveRewardsを有効にしているユーザー」に対して、独自の広告を配信し、その広告収益の3割(7割はBraveRewardsユーザーに還元)を原資にサービスの開発運営を行っています。つまり、立派なビジネスとして、ユーザーに「広告の無い快適で安心なインターネット体験」というサービスを提供しているわけです。
慈善事業であれば信用できませんが、ちゃんとしたビジネス形態をとっているので、一定の信用はしても良いと筆者個人は思っています。
ウザい広告をブロックして快適なネットライフを過ごそう!
今日のインターネットは広告で溢れており、使いにくいものとなっています。また、トラッカーが当たり前の様に使用されており、個人情報を盗み見し放題な状況となっています(最近はEUや米国カリフォルニア州などの規制により、多少マシにはなりましたが......まだまだ多いです)。インターネットは「安全かつ快適に利用できるもの」であるべきです。
Braveブラウザを利用すれば、広告やトラッカーをブロックする事ができます。
サイト運営者としても、「Braveブラウザ」を利用した広告ブロックを推奨しています。
購買につながらない読者に広告を見せても収益に繋がらず、むしろ報酬単価の低下に繋がってしまい、長期的に損をしてしまいます。
広告をブロックしてサイト運営者と「winwin」の関係になりましょう。
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