【VR】メタバース空間上でも肖像権は必要なのか!?

2022/03/27

Metaverse

t f P L

メタバース空間上で肖像権はぶっちゃけ必要なのか?

メタバースが一般に普及していくにつれて、法整備・規制が進んでいくと思われます。
その中でも、肖像権について、本当に必要なのか、についての議論をここでしようと思います。

メタバース空間上での肖像権

VRchatやclusterと言った、メタバース空間上では"アバター"という自分の分身で活動します。 一応、分身とはいえ自分自身ではあるので、「勝手に撮られたら嫌だな」と思う人が出てきてもおかしくはないと思います。
しかし、その分身は独自性のあるものなのでしょうか。
独自のアバターでなければ、他人と被る事も普通にありえます。

メタバース空間上でのアバターの種類

メタバース空間上で、自分自身の分身として使用する"アバター"ですが、いくつかの種類があります。

  • リアルアバター(現実の容姿そのもの)
  • 一般に公開されているアバター
  • 自分だけの唯一無二のアバター

リアルアバター

一つ目の「リアルアバター」と言われるものですが、「現実の容姿をそのものな物」と、「リアルな人間っぽい作り物」の二種類があります。
「現実と同じ容姿」のアバターを使う場合、どこの誰かを特定する事が容易となるので、動画や写真を撮影する際に映り込む場合、本人の許可を取るべきと思います。
一方、「リアルな人間っぽい作り物」のアバターを使う場合、これは現実世界の容姿とリンクしているわけではありません。極論を言うと、他人も同じ様なアバターを作る事ができます。とはいえ、本当に「作り物」なのか「現実世界の容姿そのもの」なのか区別するのは容易ではないので、やはり、動画や写真を撮影し映り込む場合は、配慮が必要だと思います。

一般公開されているアバター

メタバース空間上で多くの人が使用するのが「一般公開されているアバター」となります。
一般公開されているアバターには、「VRChatやclusterというサービス上で最初から選ぶ事のできる物(初期アバター)」や、「誰でも自由に使える様に配布されている個人や企業により製作された物」、「boothなどで売られている物」があります。
基本的に多くの人が利用しています。その為、他人と"被る"事は普通にあります。"改変"を行う事で、多少は"独自性"を持たせる事ができますが、程度はしれています。
いろんな人が使っているので、現実での特定は勿論、メタバース空間上でのユーザー特定はできません。
よって、撮影に映り込んだとしても、配慮する必要はありません。

自分だけの唯一無二のアバター

メタバース空間上で、他人と容姿が被る事を良しとしない人は、プロにアバターを製作してもらうか、自分自身でアバターを製作します。そういったアバターは唯一無二なものなので、メタバース空間上でのユーザー特定は可能です。
とはいえ、「リアルアバター」と違い、親しい知人の誰かが口を滑らせて個人情報を流出させない限り、現実世界での個人を特定するまではいきません。
ただ、唯一無二のアバターを使用しているので、メタバース空間上でのユーザー特定はできてしまいます。動画や写真の撮影を行う際は、配慮をする必要はあると思います。

肖像権の効力が消失する場合もある

アバターをアップロードする際に、撮影されて他人に公開される事について許諾を求められる場合があります。
多少強引な気がしますが、「アップロードする時点において、そのアバターを撮影した画像の自由な利用についての許諾」に同意している場合、撮影を断ったり、モザイク処理などを願い出る事は難しくなります。
例えば、筆者がメタバース空間上でイベントを開催するとします。 そのイベントで自力で作成したアバターを使うとします。
イベント参加者に勝手にアバターを撮影されてSNS上に公開されたとします。仮にメタバース空間上における肖像権があったとしても、筆者はアップロード時に許諾に同意している場合、それに対して文句を言う事は難しいです。 彼らには「本人が同意しているから」という免罪符があるわけです。
メタバース空間上での肖像権はあっても良いとは思いますが、"同意"によって、その存在意義が消失することもあるのです。

現実世界と違って自己防衛が可能だが配慮はするべき

現実世界では、例えばYouTubeにアップロードされている動画に自分自身が映り込んでしまっている場合、モザイク処理を行う様に依頼する他ありません。
メタバース空間上では、様々なアバターを切り替えて使用する事ができます。
イベントなどで、誰かが撮影した動画や画像の中に自分自身のアバターが映り込んでしまう事を望まない場合、一般公開アバターを使用する事でプライバシーを守る事ができます。
メタバース空間では、現実世界とは違って"自己防衛"が可能なのです。
とはいえ、筆者もかつて、ネットゲームで晒し掲示板にて晒された経験があります。晒される事に対しての不快感については理解できます。
なので、例え一般公開アバターを使っているとしても、本人に許諾を得るようにした方が良いでしょう。
また、ネームプレートについては撮影時には非表示にするなどの配慮を心掛ける様にマナー作りは必要だと思います。

なりすまし

筆者はネット歴が長く、これまでもずっと独自のハンドルネームで活動してきました。 ネットゲームではとても有名なプレイヤーになった経験があります。
有名になると、ハンドルネームを勝手に利用されて、"なりすまし"をしようと思う輩がどうしても現れるのです。
"なりすまし"をされて活動されると、その活動内容によっては、本家である筆者自身の評判が下がる場合があります。
VRChatの場合は、すでに使用されている名前を使えない様になっていて、また、アバターも許可なしにコピー(クローン)する事が出来ない様になっていて、"なりすまし"を防止されています。しかし、名前に関しては、VRChatの外までは対応できていないのが現状です。
"なりすまし"防止の法律は整備されるべきと思います。
ちなみに、筆者のこのブログにおけるハンドルネームは、Twitterアカウントとこのブログ内に限定して使用しています。

モラルのある行動をし楽しいメタバース社会にしよう

メタバースを発展させるためには、広く普及していく必要があります。その為には、安全安心である事を世間的に認知してもらう必要があり、一人一人がマナーを守り、モラルある行動を取る必要があります。
モラルが崩壊すれば、法整備や規制が必要になります。法整備や規制が強化されれば、自由度が下がり、楽しさが無くなって行き、衰退していく事は誰しも理解できる事と思います。
モラルやマナーを守り、楽しいメタバース社会の発展を目指しましょう。



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