【Oculas(Meta)Quest2】Link接続時にバッテリーが減らない環境を作りました

2022/04/24

Metaverse

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Quest2にはバッテリーが減るという問題がある

最近筆者は、ほぼ毎日、Oculas(Meta)Quest2でゲーミングPCにOculasLink接続して、VRChat内でVR睡眠をしています。
しかし、二つ問題があり、現状快適にVR睡眠が出来ているわけではありません。
一つは、VR睡眠をして朝起きてホームワールドへ戻ろうとしたり、ログアウトしようとすると「your login expire 」が表示されて、リロードが行われます。このような症状が毎回発生しているので、寝起きの気分が若干悪くなってしまっています。
もう一つは、「バッテリー切れ」です。
満充電の状態でVR睡眠を始めると、朝起きる頃に充電が無くなっているという事はほとんどありません。しかし、満充電でない状態でVR睡眠をはじめると睡眠時間に依りますが、充電が切れている場合があります。
本記事では、その後者の問題について解決する事ができたので、その方法について備忘録としてここに残そうと思います。

公式のOculasLinkケーブルを購入しました

先日、公式のOculasLinkケーブルを購入しました。
ちなみに上の図の左側にある本は、Quest2用のLinkケーブルを購入する際に、ついでに買った「メタバース進化論」という本です。"メタバース"や"VRの現状"について知らない人にはお勧めです。一方、筆者の様に既にVRの沼にどっぷりハマっている人には、ひょっとしたら「そんな事知ってるよ!!」と思うかもしれません。
「メタバース進化論」については今度語るとして、今回買ったこの「OculasLinkケーブル」ですが、両端が「TypeC」になっています。
TypeA、TypeCに限らずUSBには、その規格上供給電力に制約があります。そしてTypeAはTypeCと比べて最大供給電力が低いです。なので、「TypeCから給電を行えば、充電の持ちも少しは長くなるのではないか」と考え、それが実現可能な「Oculas公式Linkケーブル」を購入する事にしました。
実際に使ってみた結果を次に述べます。
満充電の状態でLink接続を行い、VRChatをプレイします。最初は充電よりも消費の方が速く、ずるずると充電残量が減っていき、しばらくすると95%まで低下していました。
その後筆者のお気に入りのワールドでVR睡眠を始め、6時間寝ました。朝起きたら充電残量は100%となっていました。ちなみに、途中の充電残量については記録していません。

なぜ消費電力に対して供給電力が上回れるのか

Quest2の定格消費電力は、Quest2の安全および保証ガイド(106ページ)の「製品の電気仕様」によると、ヘッドセットは「5V, 2A」と記載されています。出力で表すと「10W」です。
TypeAのUSB(3.x系)ポートの最大出力は、4.5W(5V, 0.9A)です。(参考:USB充電規格一覧表)Quest2の定格消費電力よりも下回る電力しか供給できません。なので当然、充電スピードを抑制できはしますが、減っていきます。
TypeCのUSBポートは最大(「Power Delivery(PD)」に対応している場合)で100W(5~20V,3~5A)の電力を供給できる能力があります。
筆者の自作PCに使用しているマザーボードは「AsRock H570 STEEL LEGEND」で、IOパネルにUSBTypeC(USB3.2, Gen2.0)ポートがあります。最大出力は15W(5V,3A)です。(参考:「H570 STEEL LEGEND (AsRock)」)
Oculas(Meta)公式Linkケーブルは、公式サイトによると3Aに対応しているとの事で、マザボードから出力される最大電流(3A)を丸々活かす事が可能です。 なので、Quest2本体の消費電力に対して供給電力を上回らせる事ができ、「充電が減らない環境」を実現できたのです。

USB(TypeC)ポートがあるからといって15Wの電力を供給できる能力があるとは限らない

筆者のPCの場合は出力15Wに対応しています。しかし、すべてのパソコンが筆者のと同じ様に「15W(5V, 3A)」の供給能力を持っているかというと、そうではありません。
もし、Oculas公式「Linkケーブル」を使用しているのに充電が減っていく場合は、お使いのPCのTypeCポートの出力電力について調べてみてください。

消費電力が上がると給電が追い付かなくなる

それから、当たり前の事ですがリフレッシュレートを120Hzに上げたり、解像度を何倍にも上げたりすると消費電力が上がります。
供給電力には限りがあるので、消費電力がある所まで上がると、充電が減る様になります。
先日、120Hz、解像度1倍にしてVR睡眠をしたところ、途中スリーブモードに入ってしまったので正確な減り具合はわかりませんが、約5時間で18%も充電が減っていました(95%から77%にダウン)。また、Quest2本体がそこそこ熱くなりました。
"低温やけど"や"Quest2本体のオーバーヒートによる故障"の懸念があるため、おすすめしません。

Oculas(Meta)Quest2内臓バッテリーが劣化するリスクがある

Oculas(Meta)Quest2でゲーミング自作PCにLink接続し、VRChatをしても充電が減らず、むしろ充電される環境作りに成功しました。ただそれは良い事ばかりではありません。
恐らく満充電になると、何らかの保護機能が働き、過充電を防いでくれるとは思います。
しかし、満充電の状態が長時間続くのはあまり良い気がしません。というのも、バッテリーが物理的に劣化していくからです。
Quest2のバッテリーはリチウムイオン電池です。リチウムイオン電池は「充電を80%程度に保たせると長持ちする」と広く知られています。しかし、Oculas(Meta)Quest2には現状、「80%まで充電されたら、充電を停止する」という充電制御機能がありません。
充電制御が可能だったとしても、バッテリーは消耗品です。どんどん劣化していき、最終的には使用できなくなります。
筆者はQuest2をPCVRとしてのみ利用するので、バッテリーが劣化するだけなら問題はありません。ただ、リチウムイオン電池が劣化していくと膨張する事があります。膨張する事によってQuest2本体が破損する可能性があります。
Oculasさん、いやMetaさん。Quest2のPCVR専用機(バッテリーなしモデル)をローンチしてください。出たらすぐ買います。


【眼鏡SHOPアイ】Quest2用の度付きレンズ(アタッチメント付)を買ってみた

Oculas(Meta)Quest2は、はっきり言って、眼鏡ユーザーに優しくありません。眼鏡を着用して使う事もできなくはありませんが、フレームが曲がる恐れがあります。動き回る場合は怪我をする可能性もあります。なので、度付きレンズを購入する様にしましょう。

【Oculas(Meta)Quest2】その音、外に丸聞こえですよ!

Oculas(Meta)Quest2には高音質なスピーカーが内臓されていて、イヤホンをつけることなく、耳から自然と聞こえてくるような感じで音を聞く事ができるので、VR体験における没入感を向上させてくれます。しかしながら、その音は外部に駄々漏れとなっています。イヤホンを付けた方が良いです。

【VRChat】OculasQuest2でVR睡眠やってみた

"OculasQuest2"を購入したので、"VRChat"内で"VR睡眠"をやってみました。Quest2はスタンドアロンなので、ケーブルレスにする事ができます。ケーブルの有無で快適さが大きく変わります。




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