早く返済した方が良い!?奨学金という名の借金について

2022/10/16

CollegeLife

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大学生の間に借りた奨学金の返済は早くするべきか?

奨学金は"借金"で、必ず返さなければなりません。
借金には利息が付きます。返済期間が長くなるほど最終支払総額は膨らんでいきます。その為、「奨学金を早く返さなければいけない」と思っている現役大学生や卒業生は少なくないと思います。
本記事では「大学生の間に借りた奨学金の返済期間」について議論していこうと思います。

奨学金の利率はかなり低い

奨学金は借金なので利息(金利)が発生します。ただし、そこまで高いものではありません。
奨学金の利率は貸与終了時に決まります。
日本学生支援機構のHPで利率を調べると、
  • 第二種奨学金
  • 令和3年3月貸与終了
  • 利率固定
この条件の場合、年利は「0.369%/年」です。

奨学金返済を焦る必要はまったくない

利率固定で「0.369%/年」の場合、仮に10年間一切返済しなかったとしても、支払い総額はたったの"3.69%"しか増えません。
500万円借りた場合、支払い総額は18.5万円しか増えないのです。実際には少しずつ返済していくので、これよりも増分は小さくなります。
ちなみに大学生の間は利息は発生しません。発生は卒業後からとなります。
生活を圧迫してまでも返済を急ぐ必要性が無いと言えます。

奨学金の返済期間は最大20年

大学生の間に借りた奨学金の返済期間は最大で20年と上限が決まっています。
この影響で、人によっては毎月の支払額が大きくなります。
具体的には次の様な人です。
  • 奨学金を多く借りている
  • 学部と院の両方で奨学金を借りている

奨学金を多く借りている場合

奨学金を多く借りている場合、月賦額が大きくなります。
大学入学から卒業まで500万円借りている人と300万円借りている人の場合で比較すると次の様になります。
  • 月賦額2.08万円{500万/(20年x12ヶ月)}
  • 月賦額1.25万円{300万/(20年x12ヶ月)}
この計算は利息を無視しています。
借り過ぎると月々の負担が大きくなる事が分かると思います。

学部と院の両方で奨学金を借りている場合

奨学金を借りて大学院まで進学する場合、制度上、大学院から新たに別の奨学金を借りる事になります。そして両方同時に返済する必要があります。
例として筆者の状況を紹介します。
大学生時代に394万円(有利子/利率決定済み/利率固定)、大学院生時代で211万円(無利子)借りています。それぞれ同時に返さなければなりません。
  • 大学生時代に借りた奨学金の月賦金(1.69万円)
  • 大学院生時代で借りている奨学金の月賦金(0.879万円)
筆者の月々の返済額(月賦額)は2.59万円と、そこそこ月賦額が大きいです。

月賦額が多い人ほど長期的にみるとしんどくなる

月賦額が大きい場合、ある程度昇給するまで生活を圧迫し続ける事になります。
生活圧迫が長くなるほど、辛くなっていくはずです。
最初は自己責任の下で、節約・繰上返済をして奨学金返済残高を減らしていき、後からペースを落とす方が良いかもしれません。
副業がOKな場合に限りますが、本業に影響を及ぼさない範囲で、YouTuberとして活動していくのも良いかもしれません。
副業としてYouTubeをはじめてもいきなり成果が出るわけではありません。また、本業をしながらの副業開拓は大変です。大学生の間に準備をしておく事をお勧めします。

平凡な大学生がYouTubeで稼ぐにはどうするべきかを考える

平凡な大学生が今からYouTuberとして成功して稼いでいく方法についてブロガーの考えを紹介しています。まずは方向性、コンテンツのジャンルや内容を考慮し「特化型」で行く必要があると思います。その上で、ブランディングや宣伝を行っていきます。

奨学金返済計画は自己責任・自己判断の下で自分に合った範囲で

人それぞれ向いている奨学金の返済プランは異なります。
しっかりと自分自身とライフプランに向き合い、「無理のないペース」かつ「自己責任の下」で、奨学金を返済していきましょう。

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