会社の持株会制度に加入すべきか否か
会社によっては持株会制度があり、入社後に案内され、利用する事が可能です。
この制度について、利用するべきかどうかについて、筆者の考えを紹介します。
警告
投資は損をする可能性があり、全て自己責任となります。本記事はあくまでも筆者個人の考えであり、推奨しているわけではありません。よって筆者は一切責任を負いません。
投資を始める場合は、よく考えた上で、自己責任自己判断の元で行うようにしてください。
ChatGPTが解説する持ち株会制度の魅力
まず、持ち株会制度の魅力について、ChatGPT(AI)に質問してみたのでその結果を以下に示します。
会社と社員が共に成長できる
持ち株会制度は、社員が会社の株式を取得することができる制度です。社員が株式を持つことで、会社の経営方針に共感し、会社の成長に貢献することができます。また、会社が成長すれば、株価も上昇するため、社員自身の資産形成にもつながります。
モチベーションが高まる
株式を持つことで、社員は自らが会社の一員であることを実感し、モチベーションが高まります。また、株価が上昇すれば、社員の所有する株式の価値も上昇するため、自らが会社の成功に貢献することができたという達成感が得られます。
社員の意識改革が促進される
持ち株会制度は、社員が経営者と同じ目線で会社を見ることができるようになります。これにより、社員の経営理念や戦略に対する理解が深まり、自らも経営者として考えることができるようになります。このような意識改革が促進されることで、会社全体のパフォーマンス向上につながることが期待できます。
警告
ChatGPT(AI)はまだまだ発展途上であり、回答内容が間違っている事も少なくありません。真に受けず参考程度に捉え、自分で調べなおすようにしてください。
持株会制度はお得な場合もあるが慎重に検討すべき
持株会制度を利用するメリットは個人的に以下が挙げられます。
- 資産形成の一助となる可能性
- 仕事のモチベーション向上に繋がる可能性
その一方で、デメリットもあります。それについても併せてお話していきます。
資産形成できる可能性がある
持株会制度は自社の株を割安で購入する事が可能です。つまり、購入した段階で利が乗っている可能性があるのです。配当金を再投資する事で、複利効果を効かせられる可能性もあります。
一方、自社の株を購入する事により、あくまでも最悪の場合ですが、解雇と株式の紙屑化というダブルパンチを受ける可能性があります。
会社の株価が暴落して最悪の場合「紙屑」となる恐れ(可能性)があります。それだけならまだ良いです。
そのような事態となっているという事は、会社経営も悪い状況にある可能性が高いです。最悪の場合、仕事を失う可能性があります。
仕事に対するモチベーションの維持向上に繋がる可能性がある
株式を保有すると言う事は、会社オーナーの一人となり、経営に参加することを意味します。自分自身の労働成果は業績に直結します。その為、筆者の場合は、自分自身に対する仕事へのモチベーションが維持向上します。
会社の業績向上を意識するのはとても良い事です。しかし意識しすぎる事は、個人的には、あまり良い事だとは思えません。
あくまでも筆者の場合ですが、業績向上を意識しすぎるあまり、同僚や部下、上司に対して仕事でキツく当たってしまう可能性があります。
そして、人間関係が少しずつ悪化していき、組織の崩壊あるいは自分自身が組織から追い出される(解雇)可能性があるのです。
株式購入分の手取りが減ってしまう
株式を購入した分だけ、手取り自体は減ってしまいます。
持ち株会制度を利用する事で、株式を格安で購入可能な場合、全体を見れば収入増と捉えることが可能です。しかし、事実として毎月の給料(手取り)は減ってしまいます。
すぐに売却する事は難しいので、ギリギリの生活をしている方にはおすすめできません。
持ち株会のご利用は計画的に
あくまでも筆者個人の考えですが、持ち株会制度は、以下の条件を守って利用する事が賢明であると考えています。
- 少額(無理のない範囲)
- 他人に価値観を押し付けない(自分のモチベーション維持の為だけに利用する)
- 資産形成として捉えない
まず、投資は自己責任なので、仮に損失を確定させても、誰も助けてくれません。なので、投資を始める場合は、自己責任かつ自己判断の下で、「余剰資金(無理のない範囲)」で行うべきだと思います。
次に、株式を購入したからといって、他人に価値観を押し付けず、あくまでも自らの仕事に対するモチベーション維持向上にのみ務めるべきだと思います。
それから、会社に所属し働いていて、さらに自社の株を購入するのは、会社への依存度を高めすぎていると思います。万が一、会社が倒産した時の事を考えると悲惨です。
依存し過ぎない為、持ち株会制度を「資産形成」の一環として、筆者は利用しないようにしたいです。
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