年金受給開始時期は繰下げた方が良い!?と繰上げた方が良い!?
社会人になると年金支払いが始まります。それに伴って以下の事を一度は考えると思います。
- 将来貰える年金額
- 受給開始時期を繰上げるべきか繰下げるかべきか
- 学生納付特例制度により猶予分を追納すべきか
本記事では、「年金受給開始時期の繰下げor繰上げ」について筆者個人の考えを紹介しようと思います。
警告
本記事の内容はあくまでも筆者個人の考えであり、推奨しているわけではありません。参考にされる場合は自己責任でお願いいたします。
【結論】筆者は年金支給開始時期を繰上げます
いきなりですが、結論です。
筆者は将来、年金受給開始時期を繰上げます。受給金額が大幅に減額されるとしてもです。その理由を以下に示します。
- 自分で資産形成できる
- 長生きできる自身がない
- 今の20代が受給開始する頃は大した額を貰えないと"個人的"に考えている
これらについて、一つずつ説明します。
自分で資産形成できる
筆者は現在、定年退職時に資産が1億円以上ある状態を目指して資産形成を既に実践しています。
定年退職時に1億円以上の資産があると仮定します。筆者の場合は一気に取り崩さず、運用しながら定額で取り崩していく予定です。
セゾン投信の取り崩しシミュレーションを利用すると、以下の条件では資産が減るどころか増え続ける結果となりました。
- 資産1億円
- 60歳から取り崩し開始
- 毎月25万円(筆者の現在の月収)ずつ取り崩す
- 引き続き「セゾン資産形成の達人ファンド」で運用を継続する
年金開始時期を繰上げて、たとえ月10万円しか貰えなかったとしても、合わせて34万円も使えれば医療費を考慮しても十分だと考えています。
あくまでも理想ではありますが、この状況で年金受給開始時期を繰下げても旨味は無いのです。
警告
投資は損をする可能性があり、全て自己責任となります。本記事はあくまでも筆者個人の考えであり、推奨しているわけではありません。よって筆者は一切責任を負いません。
投資を始める場合は、よく考えた上で、自己責任自己判断の元で行うようにしてください。
長生きできる自身がない
ぜひとも本記事を読んでくださっている方々には、いつまでも健康で、そして長生きして頂きたいものです。
筆者は10年以上猫背を続けており、かつ、不健康な生活をしております。ゆえに、残念ながら長生きできないと考えています。
「Keisan」のサイトでシミュレーションしてみた結果、80歳まで生きないと繰上げて60歳から受給開始した人よりも受給累計金額で負けるという結果がでました。
恐らく長生きできないであろう筆者の場合は、正規の時期に受給開始するのも繰下げて毎月の受給額を増額させるのも、旨味がないと考えているのです。
果たして我々20代世代は年金をもらえるのか!?
年々下がる年金受給金額、我々(20代)が定年退職する頃に果たして年金をもらえると思いますか?
筆者は貰えると思っています。しかしその金額は、今よりもぐっと少なくなっている事と思っています。
古き良きPC-MMORPG(ネットゲーム)をプレイしたことがある人ならわかると思いますが、元の数値が小さい場合、増加率(パーセント)が大きくても旨味は小さくなるものです。
仮に毎月の受給額が7万円くらいになったとします。現行の制度のままだとすると、5年繰上げて60歳で受給開始した場合、毎月の受給金額は5.3万円です。たった1.7万円しか減額されないのです。70歳まで我慢(5年繰下げ)した場合は毎月の受給金額は9.9万円です。60歳から10年我慢してたったの3.7万円しか増えないのです。
【AI(ChtGPT)に訊く】年金受給開始時期を繰下げるべきか否か
正直、40年も先の事なんて不確実すぎて筆者でも何が正解かどうかわかっていなかったりします。筆者の考えだけを訊くのではなく、別の人の意見も訊くべきです。
最近話題のAI(ChatGPT)に訊いてみたのでその回答を以下に載せます。
【質問】
日本の年金について。
現在、受給開始年齢は65歳となっています。
60歳からでも受給開始できますが、毎月の受給金額が満額より24%減額されてしまいます。
65歳で受給開始した場合は、毎月の受給金額は満額もらえます。
逆に70歳まで我慢した場合は、毎月の受給金額が満額より42%増額されます。
私は現在、20代前半です。
私は老後、どのような選択をとるべきでしょうか。
【回答】
現在の日本の年金制度は将来的な不確実性があり、将来の年金受給額が現在よりも低くなる可能性があるため、老後の生活資金を確保するためには、以下のような選択肢があります。
将来の年金受給額に備えるために、自己資金の確保を考える
公的年金だけでなく、自分自身で貯蓄をしたり、投資をすることで将来の生活資金を確保することができます。20代前半であれば、長期的な資産形成のための投資を検討することもできます。
積立型年金制度の利用
公的年金だけでなく、積立型の年金制度にも加入することができます。これにより、公的年金だけでなく、積立型の年金からも受給金額を受け取ることができます。
年金受給開始時期の選択
年金受給開始時期を選択することで、将来的な受給金額に影響を与えることができます。60歳から年金受給を開始する場合は、毎月の受給金額が満額より24%減額されるため、受給開始時期を考慮して受給金額を最大化することが必要です。
会社の退職金制度の確認
会社によっては、退職金制度がある場合があります。退職金制度に加入しておくことで、将来的な生活資金の確保に役立てることができます。
これらの選択肢は、将来的な年金受給額が不確実な場合に取るべき行動の一例です。将来的なリスクに対応するために、自分に最適な選択肢を選ぶことが重要です。また、年金制度については、定期的に情報収集をすることも大切です。
警告
ChatGPT(AI)はまだまだ発展途上であり、回答内容が間違っている事も少なくありません。真に受けず参考程度に捉え、自分で調べなおすようにしてください。
資本主義社会が崩壊し資産形成が失敗することも想定せよ
常に最悪の想定をしておくべきです。
上記の内容は「資産形成が成功する」事が前提です。何らかの要因により、資本主義社会が崩壊して資産形成に失敗した場合、「働かなければ食べて行く事ができない未来」が筆者を待つ事となります。
そのような未来を避ける為に取るべき行動についても筆者は考えていて、その内容を以下に示します。
- 資産を分散させる
- 副業
- 結婚し子供を作る
筆者は現在、現金と投資信託(つみたてNISA活用)、仮想通貨の3つに資産を分散させています。今後はゴールドを保有するなど、資産分散をさらに加速させていこうと思っています。
警告
投資や資産分散は損をする可能性があり、全て自己責任となります。本記事はあくまでも筆者個人の考えであり、推奨しているわけではありません。よって筆者は一切責任を負いません。
投資や資産分散を始める場合は、よく考えた上で、自己責任自己判断の元で行うようにしてください。
資産分散はあくまでも資産減少のクッションの役割を果たすだけで、本質的な解決策とは言えません。本業を頑張るのと同時に副業等で収入源を増やしていこうと思います。
副業はしていきますが、時代によって稼げるものは移り変わるものです。よって、常に情報収集を怠らず、時代の波に乗り続けられるように努力していきます。
いつまでも働く事は不可能です。なので、最終的には他人からの助けが必要となります。その際最も頼りやすいのは親族です。早期に結婚し、子供を作りたいところです。
まずは仕事を頑張り、マッチングアプリ等を利用して結婚相手を見つけるところから頑張っていこうと思います。皆さんも一緒に頑張っていきましょう。
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